セーラームーンミュージカル、千秋楽

By on 2013年9月23日

9月13日から上演開始となったミュージカル「美少女戦士セーラームーン -La Reconquista-」。いよいよ本日、23日が千秋楽となりました。当日券も若干出るようですし、ニコニコでも配信が行われますので、ちょっとでも気になっている人は見ることをオススメします。舞台は生もの、見逃すと同じものは二度と見られないのですから。特に会場で生で見るのは特別なのです。

本サイトの中の人も19日に見に行ってきました。ちょうど東京ゲームショーの初日であり、中秋の名月がくっきりと空にかかっている日で、その現実と舞台の上の物語がリンクしててちょっとおもしろい日でした。もちろん舞台そのものもちゃんとおもしろいものになっていて、楽しめるものになっています。

結構広い会場はほぼいっぱい。昔のセラミュでは、小さい女の子とそのお母さんが中心で、さらに男性マニア層も多いという客層でしたが、その夜のセラミュは9割以上は大人の女性という印象。昔子供の頃に見に来ていた層と、宝塚ファンという感じだろうと思います。同じネルケのミュージカル「テニスの王子様」がキャスト全員男性で客層がほとんど女性ですが、セラミュの場合はキャスト全員女性(タキシード仮面やダークキングダム四天王も女性が演じています)で客層もほとんど女性というのがおもしろいところ。20周年企画のメインターゲットは子供の頃セーラームーンで育った世代なんだろうなぁ、というのをあらためて感じました。

ちょっと20年前の思い出話

思えば20年前、セーラームーンミュージカルについては最初のキャスト発表の時から取材に行ってました。確か西武遊園地だったかと。今回のコスチューム以上に派手目なコスチュームで日の光の下、生で見ると正直言って違和感バリバリ。苦笑しつつ生暖かい目で取材した記憶があります。

最初は後のものとは違うフォーマットで上演されていて、アニメの声優イベントが半分、ミュージカルが半分。ミュージカルがどんな反応になるか、はかりかねていた様子がうかがえます。

で、開演の前の晩、ゲネプロ(通し稽古)の取材にもいったのですが、最初は「キャッツ」のようなというかもっと苦しい感じというかでルナとアルテミスが出てきたり、こりゃどうなるのかなぁと苦笑しながら舞台を見ていたのですが、見ているうちにどんどん引き込まれていき、最後は感動、また見に来なきゃという気になっていました。あれだけ違和感バリバリだったコスチュームもまったく気にならないどころか舞台映えしてすばらしいものでした。近くに座っていた別のグループも最初は失笑気味に小声でしゃべっていたのが、自分たちと同じく終わる頃には食い入るように見ていたのを覚えています。

公演スタートしてからも、生で舞台を見た人と写真でしか見たことのない人では相当温度差がありましたが、2回目からはミュージカルの単独公演となり着実に熱心なファンを増やしていきました。特に初代の大山アンザの時の人気は凄くてチケットをとるのも大変になっていきました。知人にも夏休み公演中ほとんど毎日見に行ってたという人もいたり。

ちょっとオマケ画像。

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これ、大山アンザ最後の公演の時の千秋楽劇場入り口。コスプレで見に来る人とかもけっこういました。チケット争奪戦は最高潮で、当日券を求める人の列も大変なことになっていて、別室に行列を作ることに。当時は今のようなライブビューイングもない時代なので、結局会場に入れなかった人のためにロビーにモニターを置いて見られるようにしていました。確かそれ自体は無料のサービスだったはず。

最終的にはアニメ終了後も続いてオリジナルセーラー戦士が出たり(ワンフェスのアマチュアディーラーで作っている人もいました)しつつ、2005年まで847公演573,389人動員というのですから、すごいもの。この舞台がなければその後のアニメ漫画の舞台化もなかったかもしれません。

それから8年経っての再スタート、当時ミュージカルを見に来ていた女の子がいま舞台に立っているというのも歴史を感じます。
(追記:最初の記事でなぜか2003年終了と間違えていました。失礼しました)

 

20周年プロジェクトのグッズ・商品関係以外での展開第一弾となるミュージカル、新たな歴史を刻むその第一歩となるであろうこの舞台お見逃しのないように!