10月の宮沢模型展示会でパネル発表されていた、バンプレストの艦これ一番くじの新作「一番くじプレミアム 「艦これ」-桃の節句-」。
A賞&B賞の長門と陸奥のプレミアムフィギュアももちろんですが、提督室の装飾の中でも特に面白いもののひとつ、「雛人形豪華四段飾り」をちびきゅんキャラで再現できるようにするという、意欲的なラインナップで大きな話題となっていました。
そしてその発売を記念したプロモーションとして、バンプレストが作った頭部を、吉德が作った身体や飾りとあわせて本物の雛人形を作るという、とんでもない企画が! 吉德と言えば創業300年以上を誇る、人形の老舗。一番くじの発売記念でどうせなら本物を作ろうと「艦これ」開発・運営&バンプレストが企画。吉德にコラボ企画を持ちかけたところ、吉德にも提督がいたために、とんとん拍子に話が進み実現したものなのです。
まずはその完成したものをご覧ください!
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特注の桐箪笥を模した台座の上に並んだ、武蔵と大和のお雛様! でこれがどのくらいの大きさがあるかというと……
こちらがこのセット一式が入っている箱。下の台車はかなり大型のモノですが、完全にはみ出してますし高さも人の肩くらいまであります。そして……
横に人が並ぶとこのくらいの大きさ! 雛人形だけの大きさで約35センチ! 奥行きもあるので、これ実際に見ると思わず笑ってしまうくらい、かなりのインパクトがありますよ。
大きさだけではありません! そのクオリティもとんでもないことになっているのです。
この雛人形の頭部はバンプレストが製作した一品物。そして雛人形の身体は、伝統の技術を駆使してこのために吉德が作り上げた逸品!
頭の大きさは赤ん坊の頭くらいあるのです。これまで大きいきゅんキャラというとデカきゅんキャラがありましたが、それよりもかなり大きい! 人形の身体についてもこの『艦これ』の雛人形にふさわしい裂地を選び、冠や扇、笏などもこだわったものに。
展示されるときには見ることが出来ないと思うので、背面側も。お雛様の後ろ側がこんな風になってるとは知りませんでした。
赤丸で印をつけた部分にも注目! 『艦これ』らしくイカリマークが入れられているのです。
お雛様だけではなく、桐箪笥風の台座も含めて後ろの金屏風だったり、ぼんぼりだったりいろいろな飾りもこの仕様に見合った豪華な物になっています。
ちょっとオマケの情報も。この写真の真ん中あたりをよく見てください。
これはG賞のラバー根付けの金剛! 提督室の雛人形にはいない艦娘も新デザインでラバーストラップになっていて、台座に立てかけて雛人形として飾れるようになっているものなのです。これはちびきゅんキャラと同じ大きさの物なので、あらためてこの雛人形の大きさが分かるかと。
この雛人形は秋葉原等で展示される予定。本日から秋葉原ボークスで展示されています。詳細は一番くじの公式ページ等をチェックしてください。そして自分の目で実物をぜひ確認して下さい! その大きさにも、伝統に裏打ちされた豪華さにも圧倒されますよ!
「艦これ」開発・運営とバンプレストが仕掛け、吉德の技術で生み出された特別なこのコラボレーション。企画の成り立ちや、吉德の担当者に伺ったこだわりなど、別途取材していますので、それはまたあらためて別の記事でお贈りします。あわせてご覧ください。
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