CGイラスト出力のための新規格“CG-i”をバンプレストが発表! 秋葉原で明日展示会開催!

By on 2016年9月21日

同人誌などカラー印刷に関わりがあると悩まされることのひとつに、モニター上で見るRGBと印刷で使われるCMYKの色の違いがあります。Twitter等でRGBとCMYKはこんなに色が違いますよというのが流れてきたのを見たことがある人もいるかと。

私自身も出版・編集で1990年代後半とかなり早くからデジカメの写真だったりCGイラストだったりを使っていたのですが、その際に思うように色が出ないのには困っていました。写真が黄色っぽくなったり、CGイラストの肌色がくすんだり。その後印刷所にもノウハウが貯まって現在はずいぶん良くはなったのですが、それでもどうしても特定の色が転びやすかったり濁ったり完全ではありません。

本日バンプレストが発表したCGイラストのための独自出力規格「CG-i」は、そういったCMYK印刷では出せなかった色や質感を紙の上に再現できるというもの。秋葉原のベルサール秋葉原2Fで内覧会があり、様々なイラストが実際にCG-iで出力されてずらりと並んでいました。

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同じデータをCMYKで印刷した物と、CG-i出力した物の比較が並んでいたり、TYPE-MOONやニトロプラスのイラストをCG-i出力した物が並んでいたり。

これは実物を見てもらうのが一番ですが、印刷ではまず出せないような系統の青だったり緑だったり、濁りのない色だったりがしっかり出ています。色だけではなく質感の再現についても重視されており、モニターで見るような硬質感と発光感というのもポイントです。

それぞれのイラストのポイントについては解説パネルも添えられていますが、その詳細はここ(http://banprestore.com/kobo/campaign/cg-i/works/index.html)でも確認できます。

dsc08029バンプレストでこの規格を開発してきた鷹尾充輝氏と、今回の展示にイラストを提供したニトロプラスのでじたろう氏とのトークセッションも。鷹尾氏は十数年前からフィギュアでニトロプラスとは関わりがあるのですが(2メーターのデモンベインとか、多数の美少女ゲームキャラガレージキットとか)、その頃の思い出話だったり、今回のCG-iについての驚きと期待だったりが語られていました。

鷹尾氏はバンプレストでもフィギュア開発を手がけていて、個人的にも前職の頃から良く存じ上げている方なのですが、そういう方がこういった方面の開発を手かげたというのは驚きでした。立体を手がけてきたからこそ、色だけではなくモニターで見るような“質感”にもこだわったというのは納得。

じゃあ今後どのような展開をするかについては、一番くじやクレーンキングを手がけてきたバンプレストならではの展開ということで、詳細については今後オフィシャルウェブで発表とのこと。一番くじではこれまで「一番くじVプレミアム」という1回2000円のイラスト主体のくじもあったりしましたが……。どういうものがどういう形態で出てくるのかが楽しみです。

最初にも書きましたが、これは直接目で見てみないとそのすごさは分かりません。ということで、明日、9月22日は一般公開も行われます。14:00からはスペシャルトークショー「ソードアート・オンライン―ホロウ・リアリゼ―ション― プレミアだけにプレミアムトークショー CG-iもあるよ」も開催。「ソードアート・オンライン ―ホロウ・リアリゼーション―」の二見プロデューサーとプレミア役の声優巽悠衣子さんが登場予定です。

秋葉原に行ける人はこの機会をお見逃しなく!

■関連リンク
バンプレスト・CG-i公式サイト