【プレビュー】アルカディア『マクロスゼロ』VF-0D・マクロス可変戦闘機シリーズ最新作をチェック！

アルカディアからリリースされる、マクロス可変戦闘機シリーズ最新作！　『マクロスゼロ』より「VF-0D」を塗装見本でご紹介！

by TAC☆

『マクロスゼロ』の劇中で、主人公工藤シンが搭乗した複座型のVF-0D。可変戦闘機の試作機として統合戦争時に投入されたVF-0のうちペイロードの向上による攻撃・電子戦能力の強化を目指したバリエーションで、VFシリーズの中でも珍しいデルタ翼が採用されています。
PS3のゲーム『マクロス30』で、初期機体となっていたことでも印象深いところ。
完成量産品としてのVF-0Dは今回が初！

まず最初にお断りを。今回掲載した写真は監修中の物で、機体色やマーキング等は監修の結果変更されています。

実際の商品ではこちらのカラーリングになります。

ファイター形態

コンフォーマルタンクを備えた機体上部の滑らかな曲面、オーバーチューンのジェットエンジンを内蔵した脚部を含む本体の薄さなど、さすがの美しいまとまりとなっています。

なんといっても、真上から見た際のデルタ翼によるシルエットが最大の特徴！可変トイとしてはギリギリまで薄い翼断面を実現しています。主翼付け根や垂直尾翼にある、ドッグトゥースと呼ばれる段差もチェックポイントですね。

主翼下のハードポイントに装備する武装は、中距離空対空ミサイルとマイクロミサイルポッドが付属します。

正面、後方からの眺めでは、インテーク周りにX字状に配置されたカナード翼を含めた、大小の翼の複雑な重なりが魅力。試作機ゆえに盛り込まれた、VF-1よりも高度な姿勢制御技術というデザインの方向性が表れている部分ですね。

キャノピーは開閉可能で、パイロットフィギュア2体が付属。赤のヘルメットに稲妻マークのシンに、コ・パイには緑のヘルメットのエドガーが座ります。

機首先端のピトー管、機体下のバックパック部分から展開する着艦フックなど、実在の機体に近づけたディテールも見どころ。ピトー管は繊細な部分なので、変形時には取り外しておくこともできますよ。

それでは、各形態への変形を見ていきましょう。
設定上はVF-1の前身である試作機ですが、実際としてはVF-1の設定を前提に練り直された変形機構をもつVF-0。トイでの変形ギミックも、アルカディアが手がけたVF-1を基本として安定した仕上がりとなっています。

ガウォーク形態

尾翼、カナード翼が畳まれることで、すっきりしたイメージになるガウォーク形態。脚部付け根の可動による「ハの字」の足の開き、しっかり逆関節に曲がる膝など、カッコよさのポイントがしっかり押さえられています。

設定どおり、ファイター形態時には拳が収納されているバックパック部分。ノズルはその奥からスライドして現れます。

脚部側面から後方を見ると、ファイター時に主翼と接続している部分の断面や畳まれた尾翼の基部にもしっかりディテールが入れられています。

バトロイド形態

太めの機首やジェットエンジンを内蔵した大型の脚部により、全体にがっしりとしたスタイルを再現。

機体の折りたたみ、移動したヒンジを機首に挟み込む股関節などの変形機構は、先述の通りVF-1を基本に安心感のあるつくりです。もちろん、VF-1にはなかったキャノピーカバーの移動などはしっかり新機構で再現されていますよ。

後姿では折りたたまれたデルタ翼により、やはり独特のシルエットが形作られています。

そして新たな試みとして、引き出し式の関節により従来よりもダイナミックなポージングが可能となっています！　股関節の可動拡大による足の開き、深く曲がった肘などをチェック！

アルカディアよりこの秋リリース予定のVF-0Dでした！　VF-1を基本にしつつ、しっかり新機構も盛り込まれた充実の可変戦闘機。VFシリーズのコレクションの中でも、独自の魅力を数多く持つ機体にご期待ください。

1/60スケール・ファイター時：約32センチ
発売元：アルカディア
設計協力：㈱T-REX （元木 博行）
価格：36,800円（税抜）
2015年2月発売予定[/colored_box]

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