アルカディアの完全変形バルキリーシリーズの新ラインナップとして、「完全変形VF-4G ライトニングⅢ」が発表、2016年発売予定!
この「VF-4G ライトニングⅢ」とは、初出が1987年に発売されたミュージックビデオ「超時空要塞マクロス Flash Back 2012」。その後のミンメイや輝が描かれているシーンがあるということで、当時のアニメファンの間では見ているのが当たり前、基礎知識的なOVAでした。
VF-1 バルキリーの後継機として開発された機体で、『Flash Back 2012』では一条輝が搭乗。劇中で変形はしませんが、当時の現用航空機に近いシルエットだったVF-1よりもさらに先鋭的な機体で印象に残りました。設定としては第1次超長距離移民船団に配備されたVF-4には、変形機構の開発が間に合わなかった機体ということになります。
その10年後、1997年に発売されたPS用ソフト『MACROSS DIGITAL MISSION VF-X』に登場。それまでのゲームで多かった2D横スクロールゲームではなく、フライトシミュレーターのように空中戦をし、変形するバルキリーが楽しめるということで期待されたゲームでした。
このゲーム中の機体設定では新たに変形機構が取り入れられています。この「完全変形VF-4G ライトニングⅢ」ではその変形を再現、ガウォークやバトロイドにすることもできるのです。
ということで、アルカディアに伺って撮り下ろしてきた写真でいろいろとご覧いただきましょう。
VF-1より未来の機体という雰囲気たっぷりのシルエット。とにかくこの状態での機体の薄さは特筆もの。各所のディテール、マーキングも実機感を盛り上げてくれます。ランディングギアのギミックももちろん再現されています。
VF-1のガウォークとはかなり異なるシルエット。肩にあたる部分の盛り上がりや、脚部裏面のメカメカしい雰囲気なども面白い雰囲気です。この状態でも機体の薄さが目をひきます。
バトロイド形態は更にユニーク。VF-1では機首がコックピットごと下を向いていましたが、これでは機首部分のみが下に折れて、コックビットの向きはそのまま。肩の翼の角度も変わり、背中側も途中で折れ曲がる形。一方、腕は短め。長い脚部や薄い胴体作るシルエットや頭部の流線型もユニーク。
ということで、このアルカディアの「完全変形VF-4G ライトニングⅢ」ではこの複雑でユニークな変形&シエルエットを各形態共に見事に立体化。バルキリーコレクションにぜひ加えて欲しいアイテムとなっています。
発売は2016年2月予定。
[colored_box color=yellow]1/60 完全変形VF-4G ライトニングⅢ『MACROSS DIGITAL MISSION VF-X』
1/60スケール可動フィギュア:全長約30センチ(ファイター時)
設計協力:(株)T-REX (元木 博行)
発売元:アルカディア
価格:27,000円(税別)
2016年2月発売予定[/colored_box]
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