ファット・カンパニーがりゅんりゅん亭の遠那かんし氏と共同開発した、デフォルメ可動フィギュアシリーズ「パルフォム」。「パルフォム 雁淵ひかり」製品レビューをおなじみのホビー系ライターTAC☆氏がお送りします!
Phat!のパルフォムシリーズから、2017年12月に発売された『ブレイブウィッチーズ』の雁淵ひかりの製品レビューをお送りします。
『ストライクウィッチーズ』放映開始から10年を迎え、ワールドウィッチーズシリーズとして集合イベントの開催も決定していますね!
セーラー服にボディスーツという扶桑伝統のスタイル。
これまでのパルフォムはすべて遠那かんし氏が原型を手がけていましたが、ひかりの原型はPhat!の齋藤満氏。
実は齋藤氏は、これまでも各メーカーで数多くのウィッチシリーズのフィギュア原型を手がけてきためーん氏のこと。パルフォムのフォーマットにあわせながら、しっかりキャラの雰囲気が表現されています。
普段の彼女は、走ったり跳んだりといったシーンの印象が強いですね。
この雁淵ひかりからパルフォムシリーズの関節ジョイントがリニューアルされて、可動範囲や動かしやすさが格段に向上。こんな元気なポーズも、簡単に決めることができます。
肘、膝など、ここまで深く曲げることができるようになり、以前はボールジョイントだった足首、手首にも新規の可動ジョイントが使用されています。
なお、可動しても可愛らしいお尻のラインも大事なポイント!
もちろん、ストライカーの装備もできます。太もも部分から脚を外して交換するようになっていますよ。
魔法発動時に現れる扶桑リスの耳と尻尾は、前髪の差し替えと尻尾パーツの追加で再現。
ストライカーユニット「試製紫電改二型」も本体に合わせてデフォルメしながら、パネルラインなどもしっかり造形。姉・孝美のつけた愛称「チドリ」の書き込みもありますね。
プロペラは四枚羽根の静止状態と、回転状態のパーツを交換することができます。
顔パーツはこの微笑んだ通常顔のほか、交換用の表情が2種類。
明るい笑顔に、戦闘シーンの叫び顔が付属しています。
飛行シーンや戦闘中のアクションも、より充実!
首の可動ジョイントがボールジョイントと可動軸の2段階で動く新規パーツとなったのに加えて、後頭部のインナーパーツの交換で可動範囲が広がり、このように水平の飛行姿勢でも顔を正面に向けることができます。
専用ベースの可動支柱が、飛行ポーズで飾りやすいようにカーブ部分が1つ分延長されているのも気の利いた仕様です。
セーラー服の胴体部分には軟質素材を使用。
さらに身体は胸元とセーラー服の下の胴部分の2か所で可動。捻りを加えたアクションポーズなど、幅広い表現ができるようになっています。
ストライカーユニットと同様、リアルなディテールを保ちながらデフォルメされた「九九式二号二型改機関銃」。
これまでのボールジョイントから可動ジョイントに変更された手首のおかげで、脇に抱えたり両手で構えたりといったポーズも簡単にとれるのです。
リニューアルされた関節ジョイントによって可動範囲が広がり、一段と遊びやすくなったパルフォムシリーズの「雁淵ひかり」。
パルフォムを初めて触る人にもあらためてオススメの仕上がりです。
[colored_box color= yellow]パルフォム 雁淵ひかり『ブレイブウィッチーズ』
ノンスケール可動フィギュア:全高約14センチ
原型:齋藤満(Phat!)
彩色:佐倉
制作協力:遠那かんし(りゅんりゅん亭)
発売元:Phat!
販売元:グッドスマイルカンパニー
価格:6,000円+税
2017年12月発売
※写真は製品サンプルです[/colored_box]
© 2016 島田フミカネ・KADOKAWA/第502統合戦闘航空団
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