4月26日、27日、幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議3」。2日間で12万人以上の参加者と、前年より2万人増という大盛況。
ただ、普段行われるようなオタク系・マニア系イベントとはかなり客層が異なります。中学生が非常に多く、小学生までいて、全体に非常に若い。これで3回目の開催ですが、いろいろメーカーさんに伺ってると、とにかくちょっと高い物には手を出さない、1000円超えると躊躇する印象がある、それどころか無料のノベルティやチラシを配ろうにも興味があるもの以外にはまったく見向きもしないので受け取ってくれないなんていう話を聞きました。他のイベントだと物を買うぞというつもりで来てるけど、超会議はそうじゃないと。それにあわせて、メーカーの出展もこの3回でいろいろと変わってきています。
で、今回のイベント。ホビー系もいろいろ参加していますが、ニコ生で中継したり、無料ゲームをやったりと、単に展示だけではない内容になっています。
グッドスマイルカンパニーでは射的を行ったり、ダグラムのプラモデルを作るニコ生をやったり。なお、この射的では倒したテラフォーマーの数で、ねんどろいど化、スケールフィギュア化が決まるというイベントにもなっていました。
写真は初日の午後段階での物ですが、最終的にどちらもクリアー、ねんどろいど化もスケールフィギュア化も決まっています。
グッスマブースではいつものように展示もあり、このイベントで初発表となった物も多数あります。ただ、興味深かったのは他のイベントに比べると、撮影したりじっくり見てる人の数が明らかに少なかったこと。通常はケース前は人だかりだったり行列だったりで撮影どころかじっくり見るのも大変なのですが、ニコニコ超会議ではそのあたり余裕がありました。これも客層の違いが大きかったと思われます。ということで、初出しの新作を中心にピックアップ。
まずはブース全景。幅広いラインナップが並んでいます。
ネタとしてもいろいろ使われそうな2点の彩色版が初お目見え。井之頭五郎のオプションパーツ、美味しそう……。
もちろん女性のfigmaも多数。響の原型やレーシングミクは初出しです。
ちょっと余談。最近のfigma、原型表記のパターンが変わってきて、マックスファクトリー内部でやっていた原型師さんの名前が表に出て、原型と別扱いで「制作協力:浅井真紀」という形になっています。
ねんどろいどの新発表もいろいろ。ねんどろいど400番として発表されたCCさくらの彩色等、ほかにも初お目見えのものもいくつかありますが、これはまた別記事をお送りする予定です。
スケールモデルではみくずきんの原型展示。
パネル発表ではこんなものも。どんな商品形態になるのか、連動も含めて今後の発表を待ちたいところ。
バンプレスト
バンプレストブースは今回はフィギュアの展示は無し。一日中ニコ生中継を行っていました。
フィギュアではありませんが、5周年を迎えて大プッシュ中の『けいおん!』関係のプライズや一番くじの展示は行われていました。
ニコ生中心、フィギュア展示はなしというのが、ニコニコ超会議らしいところでもあります。