アルカディアの『マクロス』可変戦闘機シリーズ最新作は、『マクロス7』より熱気バサラの駆るファイアーバルキリーこと「1/60 完全変形 VF-19改 熱気バサラスペシャル with サウンドブースター」!
すでにほぼ製品状態のサンプルが完成しています。ファイター形態から順に、魅力のポイントをチェックしていきましょう。
by TAC☆
ファイター形態
発売中のYF-19と同様のシャープなシルエットに、変形時には複雑に分割される機体中央部もぴったりツライチに収まった美しいプロポーション。機首脇から鋭角的に広がるフィンがYF-19と大きく異なる部分で、変形時の処理が難しいポイントでもあります。
真っ赤なボディカラーはおなじみですが、黄色で表現されてきたアクセントカラーはこれまでにないメタリックなゴールドになっています。『マクロス7』TV放映20周年記念アイテムに合いふさわしいスペシャルアレンジ。この派手さが機体のキャラクター性にマッチしています!
コクピットには、ギター型のコントロールスティックを構えたバサラフィギュアを搭乗させることができます。
上のステージ衣装のバサラに加えて、ピンクのタンクトップ姿のフィギュアも付属。
そして今回の売りであるサウンドブースターを装着! ファイター形態では垂直尾翼を畳んでから、ドッキングアタッチメントを介して取り付けます。また、ブースターのみを別売りスタンドに取り付けてディスプレイできるスタンド用アタッチメントも別に付属。
本体の前進翼とサウンドブースターの翼がX字にクロスして、独特のシルエットに。軍のサポートは非公式であったために本体には入れられていなかった、統合軍のマークもポイントですね。
ガウォーク形態
こちらのプロポーションの良さもYF-19で証明済みで、ゴールドの両肩がひときわ目立ちますね。
左腕に装着されるシールドは、機体を隙間なく仕上げる形状のファイター形態用(写真左)から、プロポーション重視の変形後用(写真右)へと交換します。
バトロイド形態
バトロイドへの変形時には、コクピットシートの回転を再現するギミックも。またアニメ設定では変形時に行方不明になる(笑)先述の機首横のフィンは、太ももの後ろに隠れるように位置を変えます。このフィンとカナード翼がギリギリのクリアランスで回転する過程は、変形トイならではの醍醐味!
大型のアンテナを備えた頭部がファイター形態のボディから出現するのも見事。左右のアンテナが変形後に斜めに広がるように可動することで、細部までイメージ通りのプロポーションを追求しています。
スリムなファイターから、がらりとイメージの変わるマッシブなバトロイド形態。足首関節は引き出し式のボールジョイントで幅広い接地性があり、スピーカー弾を撃ち込むためのガンポッドを構えてのアクションも決まります。ここからは、ファイター形態に盛り込まれた様々なギミックをどうぞ。
特徴的な「口」のある顔は、フェイスガードで覆われた状態の交換パーツも付属。
頭部後方のハッチオープンギミック。先ほどの変形で回転したコクピットシートに座るバサラが覗けます。
「俺に撃たせやがって!」の、脚部に収納されたマイクロミサイル展開。
スピーカーや照明を備えた両肩のオープンギミックももちろん搭載! 俺の歌を聞けぇーっ!
そして、サウンドブースターを装着した大ボリュームのシルエットを見よ! バトロイド形態では背中へ直接取り付けることができます。両肩の上へと展開するポッド部分のヒンジには、金属パーツが使われているのが見えますね。
展開したポッド内部のメカディテールも万全。また上部のパネルは、上へ開いたあとやや斜めに広がって固定されるようになっていて、放射状に広がったシルエットを作り出しています。こういった細かいこだわりの積み重ねが、最終的なカッコよさを生み出しているんですね。
そしてもうひとつ、ファンに嬉しいおまけとして、FIRE BOMBERメンバーの立ち姿フィギュアが同スケールで付属します!
FIRE BOMBERと並び立つ勇姿には、思わず名曲の数々を熱唱したくなります。アルカディアから予約受付中の「1/60 完全変形 VF-19改 熱気バサラスペシャル with サウンドブースター」でした!
[colored_box color=yellow]1/60 完全変形 VF-19改 熱気バサラスペシャル with サウンドブースター『マクロス7』
1/60スケール:全長約33センチ(ファイター時)
発売元:アルカディア
価格:34,800円(税別)
2014年9月発売予定[/colored_box]
©1994 ビックウエスト
■関連リンク
アルカディア