ファット・カンパニーがりゅんりゅん亭の遠那かんし氏と共同開発した、デフォルメ可動フィギュアシリーズ「パルフォム」。
今回は、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』から、4月に発売された「パルフォム 綾波レイ」と5月に発売された「パルフォム 式波・アスカ・ラングレー」のレビューをお送りします。
by TAC☆(ホビー系ライター)
遠那かんし氏による、プロポーションのメリハリを残した独自のデフォルメは、シンプルに身体のラインが出るプラグスーツ姿との相性が良いですね。
元デザインの魅力、デフォルメフィギュアとしての立体映え、両方が引き立つ仕上がりとなっています。
レイの交換用顔パーツは、正面目線の通常顔のほか、右目線のクールな表情に正面目線の微笑み顔。微笑みもほんのりと口元をほころばせた表情で、いかにもレイらしい淡い変化が表現されています。手持ちアイテムとして、ゲンドウの割れた眼鏡が付属しますよ。
アスカは通常顔が左目線で、交換用の顔パーツが正面目線の叫び顔、右目線の笑顔となっています。叫び顔に合わせたい指さしの手首や、手首に挿せるパペット人形も付属。
可動は、肘や手首、足首に「パルフォム 雁淵ひかり」から採用された新タイプの関節が使用されて、動かしやすくなっています。
膝関節は旧タイプの関節なので、90°ほどの曲げまでになります。けして可動範囲の広い方ではないのですが、先述した独自のプロポーションと全身可動の組み合わせは、パルフォムならではの表現力の高さを生んでいるんです。
例えば、こんな風に100均で見つけてきた小物との組み合わせてみても……。
デフォルメフィギュアならではのポップさに、プロポーションのメリハリによるキャラクターの色気を加えて、「映える」ビジュアルを作り上げることができます。
なお、先日のワンダーフェスティバル2018[夏]では、GSCブースにて制服姿のレイとアスカも発表されました。
さらに、布製コスチュームの着用を前提にしたパルフォムシリーズの新展開「パルドル」素体とパルフォムの頭部を組み合わせた、こんな展示も。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』からは初号機もパルフォムになって、覚醒ver.、メタリックver.とともに予約受付が開始されています。
これからの展開も広がりそうなパルフォムシリーズ、ぜひチェックしておいてください!
[colored_box color= yellow]パルフォム 綾波レイ『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』
ノンスケール可動フィギュア:全高約14センチ
原型:遠那かんし(りゅんりゅん亭)
彩色:七兵衛/Phat!
発売元:ファット・カンパニー
販売元:グッドスマイルカンパニー
価格:6,458円(税込)
2018年4月発売
※写真は製品サンプルです[/colored_box]
[colored_box color= yellow]パルフォム 式波・アスカ・ラングレー
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』
ノンスケール可動フィギュア:全高約14センチ
原型:遠那かんし(りゅんりゅん亭)
彩色:七兵衛/Phat!
発売元:ファット・カンパニー
販売元:グッドスマイルカンパニー
価格:6,458円(税込)
2018年4月発売
※写真は製品サンプルです[/colored_box]
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