フィギュアの歴史の最初期に人気の高かったキャラが何人かいます。『うる星やつら』のラムちゃんだったり、『超音戦士ボーグマン』のアニス・ファームだったり。
『きまぐれオレンジ☆ロード』の鮎川まどかもその1人。大人気で多数のフィギュアが発表されていたのですが、ある日版権が降りなくなりフィギュアの商品化もぴたりと止まりました。当時からその原因についてはいろいろな噂がありましたが、この記事はその原因を探ろうというものではないので、そこはスルーで。ただ、原作者のまつもと泉先生はそれについてはまったく知らなかった、少なくとも原作者からの話ではないという点だけ書くにとどめておきます。
で、実は『きまぐれオレンジ☆ロード』のフィギュア化について、新たな動きがあります。
まずは原作者のまつもと泉先生からのメッセージをご覧ください。
[colored_box color=blue]まつもと泉です。
もう何年も前から闘病生活を続けていて、残念ながら未だに新作を発表するには至っていません。
そんな中、原画展や海外イベントで年に何度かファンの方たちと交流する機会があり、今でも「きまぐれオレンジロード」のキャラが多くの人たちに愛されているのを見て、とても嬉しく感謝しています。
ちょうど今年が「きまオレ」連載30周年なので、この機会に何か出来ないかといろいろ考えていたのですが、まずは出版社にお任せしていた版権申請の窓口を自分でも用意し、「きまオレ」キャラをフィギュア化していただくための環境を整えることにしました。
これでメーカーさんやアマチュアディーラーの方々が「きまオレ」フィギュアを作りやすくなって、みなさんで「きまオレ」の世界をいっそう楽しんでいただけたら… と思っています。
また、今秋、青山GoFaにて個展を行う予定もありますので、よろしかったら是非おいで下さい。[/colored_box]
ということで、フィギュア化について、メーカーもアマチュアも積極的に進めて欲しいということなのです。
メーカーさんで真面目に興味があるという方は本サイトまでご連絡ください(お問い合わせから)。連絡先等、お伝えします。
当日版権については最終的な手続きもあるので、100%絶対に大丈夫とは現時点では言い切れないかもしれませんが、相談は進めています。条件については商品サンプル1点(未組立、未塗装の商品状態でOK)、5%という方向で考えているそうです。夏のワンフェスでトライしてみよう、という方は通常の手続きで申請してください。
また何か情報がありましたら続報でお届けします!