他にも会場で気になったフィギュアも何点かピックアップ。
「Illustration Revelation」と題されたシリーズの、藤ちょこ氏のイラストを立体化した「彼岸の花嫁」は塗装見本品を初展示。これまでの原型展示でも、その繊細さ&ボリューム感は圧倒的でしたが、色が付くことでさらにそれが際立っています。
バーチャル・ポップスターVer.の初音ミクも同様に彩色版を初展示。もともと造形密度も圧倒的な原型でしたが、彩色による相乗効果が圧倒的!!
緻密な造形の各パーツには、マジョーラ的な塗装が施されている部分もあり、さらに布のテクスチャーを立体的に再現した上に、ラメまで! これは実際に肉眼で見るとそのすごさにひたすら溜息が出てくるような仕上がりなのですが、写真では非常に伝わりにくいのです。これが商品で本当に再現出来るのか(これまでも難易度高そうなものを商品化してきているので大丈夫でしょうけど)、価格もいったいいくらになるのか、開発期間がどのくらいかかるのか、いろいろ気になるフィギュアです。
バーチャル・ポップスターVer.の初音ミクの隣にあったのが、この2010年版のレーシングミク。ミクではあまり見かけないタイプの肉感的な造形ですが、それもそのはず元となったイラストは矢吹健太朗氏が描いたもの。それを桜前線のひろし氏が立体化しているのです。納得の造形!
もちろん他にも気になったフィギュアやキャラクター、作品の傾向もありますが切りもないので。展示されていたフィギュアの一覧は公式サイトでギャラリーになっているのでそちらで確認を。
最近はオンラインでの発表が多くなっているものの、やはり立体の実物をじっくり見るというのは代えがたい経験というのをあらためて感じたイベントでした。
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