昨日5月11日から開催された第56回静岡ホビーショー。今日、12日までが業者日で明日13日と14日は一般公開日となります。
基本的にはプラモデルやラジコンの展示が中心で、バンダイのガンプラやタミヤのプラモデル等が大きな注目を浴びているわけですが、フィギュア中心の当サイト的に気になるアイテムも会場のあちこちに。ということでそのあたりをピックアップしてレポートをお贈りします。
まず最初に寄りあげるのはバンダイホビー事業部ですが、Bトレインショーティーから。
BトレインショーティーとはNゲージの鉄道模型ですが、ショーティーの名の通り少し寸詰まりにデフォルメされています。その新作として発表されていたのがこれ。
『ガールズ&パンツァー』で大洗へ聖地詣でに行っている人にはおなじみの鹿島臨海鉄道の『ガールズ&パンツァー』ラッピング電車です。ラッピングもとても鮮やかで、大洗へ行ったことの思い出用にもピッタリなのですが、驚きなのはセットになっているアイテム。
同スケールのⅣ号戦車が! ちなみにこのラッピングトレインは2号車+3号車、で戦車はⅣ号とシャレっぽくもなっています。Nゲージサイズは1/150スケールですがそのサイズにしてはディテールもしっかり。
そして戦車のキューポラから出ているパンツァージャケットの上半身&大洗女子学園全身の西住みほ!
このみほ、数ミリしかないサイズなのに、なんと塗装済み! デジタル印刷でちゃんと塗り分けられているのです。
以前バンダイベンダー事業部がDGというシリーズ名でデジタル印刷したカプセルフィギュアを手がけ、ウルトラ怪獣の微妙な汚れや複雑なパターン、仮面ライダーのベルトなど肉眼では見えないレベルで再現していました。そのあと、バンプレストがプライズでやはりこのサイズの仮面ライダー等を出していました。また、最近ではコレクターズ事業部のブルース・リーや『スター・ウォーズ』などの実在の俳優のS.H.Figuartsの顔でデジタル印刷を使用してリアルな質感を再現しています。Bトレインショーティーでは小さいところにプリントできるという利点を活かしているというわけです
このサイズ、1/150スケールで塗装済みフィギュアを作れるというのはガンプラだったりその他のラインナップだったりでもいろいろと妄想が広がります。
■関連リンク
バンダイ・Bトレインショーティー