セガプライズのハイクオリティ&大ボリュームのフィギュアシリーズとしておなじみの“スーパープレミアムフィギュア”=SPM。先日のプライズフェアではその方向性とはまた少し違う新たなカテゴリーとして“リミテッドプレミアムフィギュア”=LPMが発表されました。
これは“スーパープレミアムフィギュア”の上のカテゴリーというのではなく、また別の方向をイメージしたもの。サイズや造形密度、塗装等はSPM同等のクオリティを達成しつつ、「物語のシチュエーション、キャラクターの個性を限界まで追求し、その魅力を豊かな表現力で、あますところなく引き出していく、特別なフィギュアブランド」なのです。
その第1弾としては「艦隊これくしょん -艦これ- リミテッドプレミアムフィギュア“鹿島改-一二〇〇”」が9月に登場済み。そして第2弾として『ソードアート・オンライン』のアスナが11月に登場となります。先日のワンフェスではそのデコマスも展示されていました。
このフィギュア、原型を先日撮ってきています。そちらをあれこれの角度からじっくりとご覧いただきましょう。未塗装なのでその造形がより分かりやすいものになっています。
劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール- リミテッドプレミアムフィギュア“アスナ”(11月下旬登場予定)
アスナと言えば一番なじみ深い血盟騎士団衣装。剣を構え駆けだすその姿は、切り取られた物語の一瞬を感じさせてくれるポーズになっています。全高は約22センチ。原型は千鶴氏、彩色はまいもっち氏と、各所で作品を発表している鶴の館のお二人です。
間近に置いてグルグル回していて印象的だったのは奥行きも前後幅もかなりあるということ。リリース写真やケースの中に入ったイベント展示では見ることが出来る方向が限定されているためちょっと気づきにくいのですが、髪の広がりや服の裾のはためきは立体的でかなりの大ボリューム!
髪の毛と服の裾のアップ。正面からでは気づきにくいのですが、どちらも大きく広がっていて空間の情景を作り出しています。
アスナの表情はキリッとしたもので、戦いに挑む決意をうかがわせるものに。
捻った身体で生じている腰周りの服のシワやスカートの動き、ストッキングのヒザのシワなどのディテールも詰まっています。アスナの独特の髪形の再現や、薄いパーツが重ね合わされている肩周り、剣や胸当てなどの素材感など造形もいろいろと見所アリ。静的なポーズが多いプライズフィギュアの中で、かなり派手で大きな動きあるポーズになっているのです。
リミテッドプレミアムフィギュアの第3弾についてはまだ未発表ですが、もちろん今後も続いていく予定とのこと。どのようなキャラがどのようなシチュエーション・ポーズで登場するか楽しみなところです!
©2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
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