バンダイベンダー事業部から続々と登場している『ドラゴンボール超』シリーズ。現在新作アニメは放送されていないにもかかわらず、その人気は衰えずガシャポンの柱となるタイトルのひとつになっているのです。いくつかサンプルをお預かりしたので、あらためてその魅力やこだわりをチェックしてみましょう!
ドラゴンボール超 VSドラゴンボール12
“VS”の名の通り、戦いをイメージした通常頭身のフィギュアシリーズで、その第12弾は、「孫悟空 (身勝手の極意)」と「超サイヤ人3カンバー」との闘いを再現したもの。さらに「魔人ブウ(悪)」と「アルティメット孫悟飯」もラインナップされています。
孫悟空(身勝手の極意)
この孫悟空は全高約8センチの大きさ。頭部に至っては頭身が高いので顔は1センチもありません。そのサイズなのにもかかわらず、表情はしっかりと出ています。
このサイズにもかかわらず、道着の破れた部分から覗く肌を再現していたり、シャドウ部分の塗装が施されていたり、造形&塗装密度はかなりのもの。『ドラゴンボール』だからこその、パキッとしたシワのラインの再現も。
ゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』に登場するオリジナルキャラクター。パキパキしたシワの感じなどは共通していますが、いろいろとよりワイルドな造形。
なんといっても最大のポントは、超サイヤ人3だからこその長い金髪。大ボリュームでクリアーパーツを大胆に使用、輝きと透明感が特徴的です。なお、この商品の対象年齢は15才以上ということで、髪の毛や破れた部分のとんがりは容赦のないとてもシャープなものになっています。
このフィギュアのポーズは『ドラゴンボールZドッカンバトル』の「新たなる決心・アルティメット孫悟飯」から。
こちらの道着は破れていない状態。このシリーズはダイナミックなポーズも特徴ですが、それを支えるために透明ブロックがそれぞれ付属しています。こういった透明ブロックが出始めた当初と違って、形にカッチリと合うようになっています。安定してしっかりとポーズをキープできるのです。
痩せたブウこと、魔人ブウ。開いた口の内側までしっかりと造形&塗装されています。
上半身裸ですが、あちこちに開いた穴もしっかりと立体で再現しています。
VSの名の通り、それぞれ戦闘中で対面している様なポーズなので、それぞれ組み合わせて飾ることも。
あらためて実物を手にしてみると、このサイズ、300円という価格でここまでやっているというのは驚きです。消費税が10%に上がっていて、ガシャポンは内税なので実質値下がりということを考えると、更に……。
また、シリーズとしても第12弾という根強さに、『ドラゴンボール』という作品の強さ、キャラの強さと多さを感じることができます。さらに、これ以外にも多数のシリーズを展開しているという……。ということで、他シリーズは続きの記事で。
[colored_box color=yellow]ドラゴンボール超 VSドラゴンボール12カプセルフィギュア
価格:1回300円(税込)
発売元:バンダイベンダー事業部
2019年10月発売[/colored_box]
©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
■関連リンク
バンダイ・ドラゴンボール超ガシャポンワールド