今回の静岡ホビーショー、フィギュア系で一番の注目と言えば、バンダイのプラモデル“フィギュアライズバスト”。
1パーツに4色インサート成形することで、未塗装で瞳が再現できるという技術で作られた、プラモデルの胸像です。
百聞は一見にしかずというか、肉眼では判別できないくらいの大きさで一見してもよくわからないという。1/8スケールくらいの頭部で、しかも瞳が小さめのキャラを無塗装で再現しています。とにかくとんでもない技術で、これまでフィギュアのプラモデルで最大の問題となっていたポイントをクリアしているのです。
ガレージキットでは以前からパーツを組み合わせて瞳を作るという技法はありますが、その原型を作るのはかなりの難易度でした。それがガンプラというマス商品で安価に手に入るようになるというのですから驚きです。
まずはキラとアスランから。素組でもここまで出来上がっているのです。
会場には様々なキャラクターが参考出品されています。
ガンダム作品キャラがいろいろ。この状態では瞳が無いキャラやら上半身裸のキャラやら。もちろん美少女キャラも!
ガンダム以外でも『マクロスΔ』からワルキューレの5人が登場! 8月から11月にかけて発売予定です。
『アクティヴレイド -機動強襲室第八係』はウィルウェアのプラモデルに続いて、LIKOがフィギュアライズバストとして登場! 一挙に幅広いラインナップが揃います。
フィギュアのプラモデルではこれまで様々な技法が試みられていましたが、これは決定版ともなり得る技術。今後どんな商品展開が行われるのが注目です!
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