新進のフィギュアメーカー、アルカディア。昨年末に出来たばかりのメーカーですが、スタッフは過去にもフィギュアを作ってきていたベテラン揃い、スタチューからドール、メカまで様々なジャンルのものを手がけています。
そのジャンルのひとつとして注目なのが可動フィギュア。アルカディアの可動フィギュアは「C:MO (シーモォ)」というシリーズ名ですが、独自のコンセプト・ギミックが様々に仕込まれているのです。
イベント、商業原型で数々のフィギュアを手がけてきた原型師集団Cerberus Project TM(ケルベロス・プロジェクト)が考案したシリーズで、クリエイティヴ・モーション・モデルを略して「C:MO (シーモォ)」。
まずぱっと見た目でわかる大きな特徴はその大きさ。全高約21センチということで、だいたい1/8スケールぐらいあります。figmaやリボルテックは全高約14センチ前後、だいたい1/12スケールイメージ。
関節もこのシリーズ用に開発されたもので、フィギュアの大きさと相まって、取れるポーズひとつひとつが、固定ポーズのフィギュアを思わせる綺麗な流れを作るものになっています。
同仕様の可動フィギュアが過去他メーカーから出ましたが、アルカディアのシリーズ第1弾としては綾波レイが発表済み(発売は10月発売予定)。その第2弾として式波・アスカ・ラングレーの予約もスタートしました。
プラグスーツ姿なので、セーラー服等に比べると関節が目立ちやすくなり、レジンの塗装見本品なので可動が無理できずポーズも限定されてしまいますが、製品版になればポーズを上手く作っていくことでもっと自然な流れにすることも可能。これはまたレビューもしてみたいところです。
大きな特徴が、背中にベース保持用の穴がないこと。背中に磁石が入っていて、ベースアーム先端の鉄と合わせて固定するのです。
表情のベースは2種類で、微笑顔と怒り顔。まだ写真はありませんが、微笑顔については目線が左、右、真ん中と3種類差し替え可能です。可動フィギュアで目線変更出来るものはいくつかありますが、目線変更はポーズづけでもかなり効果的なのです。
オプションパーツとして、パペット、携帯電話も。手首についても、右手が3種類、左手が2種類付いています。
アスカのプラグスーツというと、最近はテスト用スーツだったりQ版のものだったりが多めでしたが、久々のおなじみのもの。第1弾の綾波と揃えて様々なポーズをとらせましょう!
C:MO (シーモォ) ヱヴァンゲリヲン新劇場版 式波・アスカ・ラングレー
ノンスケール可動フィギュア:全高約21センチ
原型:French Doll (Cerberus Project TM)発売元:アルカディア
価格:9,240円(税込)
2014年1月発売予定
※写真は塗装見本品です。
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