7月28日に幕張で開催された世界最大級の造形イベント、ワンダーフェスティバル2013夏。
開催当日からTwitterでどんどんレポートが上がり、夕方から翌日にかけて様々なサイトでレポートが上がっています。
ホビー系ニュースサイトの端くれである本サイトでももちろん最重要イベントと位置づけて、取材にも行ってきました。レポートについてはそんなに急ぐでもなく、写真をひたすら大量に載せるでもなく、じっくりのんびり、時にはプラスアルファを入れつつのんびりとやっていきたいと思っています。ディーラー名やメーカー名すら入れず写真しか載せてないというのは情報として意味があるとは思えないし、写真を撮らせてもらったところに対して失礼ではないかとも感じてるので。
まず最初の記事は、ワンフェス全体のトピックから。
目立った作品
今回も多数の新作フィギュアが発表されました。
今回メーカー側で特に存在感が大きかったのは『進撃の巨人』と言っていいかと。特に一番大きなブースであるWONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!!18のブースで全体を壁に囲まれた形状にして超大型巨人の頭部を配置したり、大きくフィーチャーして新作を多数発表していたのはインパクトバツグンでした。
また冬のワンフェスでは企画発表のみが中心だった『ガールズ&パンツァー』が塗装見本などで多数フィギュア展示がありました。イベントや限定販売品も大盛況のようでした。
そして、ワンフェス1~2カ月前くらいから急激に盛り上がった『艦隊これくしょん -艦これ-』も各メーカーから一挙に多数発表。まださすがに原型等はなく、企画の発表のみですが、それでも各所で大きな話題になっています。
当日版権
アマチュアディーラー側ではいつものように「初音ミク」が目立ちましたが、新しい作品としてはやはり『ガールズ&パンツァー』。ワンフェスの当日版権の申請は数ヶ月前、今回でいえば3月11日が予備申請の締切でした。その段階で人気が高い作品が多くなる傾向があるわけですが、『ガルパン』はまさにぴったりのタイミング。戦車というネタもホビー的にがっちり来ます。
当日版権をめぐる動きでは、前回は版権が降りなかった『アイドルマスター シンデレラガールズ』が降りていたり、逆に『宇宙戦艦ヤマト2199』の当日版権はなかなか厳しいことになっていたり。当日版権は版権元の好意で成り立ってる部分が多いので、一般商品の申請が多数来ると忙しすぎて当日版権まで手が回らずいつもなら降りていた版権が降りなかったとか、担当者が替わったから条件が変わったりとか、ありがちなので……。
次回ワンフェスで『艦これ』の当日版権が降りるなら、これまたホビーとは相性の良い軍艦ネタなので盛り上がるでしょうが、どうなることか。
ということで、このあとゆっくりとレポートをあげていきたいと思っていますので、おつきあいのほどを。