【ワンダーフェスティバル2025冬】公式サイトで見る当日版権申請ディーラー数 -『ウルトラ』が最多、新IPでは『ゼンレスゾーンゼロ』の反響大

ワンダーフェスティバル2025冬の開催は2月9日。その1カ月前、1月9日にマップやディーラー情報が公開されました。その時点での当日版権の状況についてまとめておきます。まとめたデータは申請個数ではなく、申請ディーラー数。ある意味では申請個数よりもその時点での波が読みやすい数字です。なお、データは、ワンフェス公式ページのディーラー検索を使って、当サイト独自集計で出したものであり、オフィシャルなものではありません。また、ここに上げたもの以外にも申請ディーラー数が多い作品は他にあるかと思いますが、とりあえず目に付いたものをピックアップしています。

ディーラー数

ディーラー検索上に出る、ディーラー数は2129。24年夏は1980だったので、けっこう増加しています。ただ、マップを比較した感じではそんなに大きな変動はありません。その変動の理由はデータやマップを見る限りでは不明。

当日版権申請ディーラー数

　今回の当日版権申請ディーラー数の上位を前回のディーラー数、変動数込みで表にしてみました。20ディーラー以上あったものをまとめています。なお、今回いろいろ確認し直したところこれまでチェック抜けてたタイトルがあったので加えています。

今回は『ウルトラ』シリーズが最多。これまで『ウルトラ』シリーズは1ディーラーあたりの申請種類数が多めのため当日版権申請個数では最多になっていたことは多かったのですが、ディーラー単位で最多になるのは少し珍しい流れ。しかもかなりガッツリ増加しています。1年前と比べると、33ディーラー増加で1.4倍になっているのです。このあたりの増加原因はハッキリとはわからないところですが、TVシリーズも評価が高く、しかも途切れることなく継続していることで、シリーズ全体としても人気が高まっているというのもあるかもしれません。
前回は『ゴジラ』が東宝ワンフェスの影響で最多でしたが、今回は減少。ただ、東宝ワンフェス以前（50程度）よりも少し多めの数が出ています。

美少女フィギュア系では、『Fate』シリーズが『ブルーアーカイブ』を僅差で逆転し最多。『ウマ娘』は減少傾向ですが、それでもベスト5をキープしています。
その後は『ホロライブ』、『原神』と定番が続きます。『ホロライブ』についてはディーラー検索上ではVTuberひとりひとり別々の登録になっているため、前回以前の集計ではいろいろ間違えていたことがあらためて分かりました。24年夏の記事ではホロライブ59としていましたが、今回改めて確認し直したところ50ディーラーだったのです。なので前回はホロライブとは1差で原神の方が上だったことになります。

定番タイトルがほぼ前回同様もしくは減少気味のなか、新たなタイトルとしては『ゼンレスゾーンゼロ』がいきなり10番手に入っています。

リスト外のタイトル

掲載以外のタイトルで気になったのは『ガールズ＆パンツァー』18（前回18）、『ラブライブ』シリーズ14（前回14）、『ストリートファイター』シリーズ16（前回6）、『リコリス・リコイル』8（前回12）など。新顔では『ガールズバンドクライ』4，『しかのこのこのここしたんたん』6も。
今回から当日版権枠になったものとしては『エヴァンゲリオン』シリーズ11。
なお、以前はトップクラスに近い申請数だった『Re:ゼロから始める異世界生活』は今回0（前回1）。

今回、イベント内イベントとして「タツノコワンフェス」が開催されるため、いつも以上のけっこうな数のタツノコ関係当日版権申請が行われています。タイトルはかなり多岐にわたってるため、単体ではリストには入っていませんが。

ホロライブ

ホロライブ関係、確認し直したついでにVTuber別の数も調べてみました。
一番多かったのは、さくらみこ11（前回9）、続いて戌神ころね7（前回6）、紫咲シオン5（前回3）、白上フブキ4（前回9）、星街すいせい4（前回6）という感じでした。

ワンフェス40周年

ワンフェスは1985年1月にスタートしている（84年12月にはプレワンフェスもアリ）ということで、今回はワンフェス40周年というのもひとつのテーマになっています。その関係のイベントも行われる模様です。また、原型師の宮川武氏も原型師生活40周年ということで会場内で特別展示が行われます。
ワンフェスの歴史を感じられるこういったイベントもお見逃しなく！

■関連リンク
ワンダーフェスティバル2025［冬］