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【ワンダーフェスティバル2023夏】各種データで見る当日版権状況 – 『ウルトラ』『Fate』『ウマ娘』に次いで『ブルーアーカイブ』が急増!

 7月30日に開催されたワンダーフェスティバル2023[夏]。ワンダーフェスティバル実行委員会からいただいたデータや独自集計データ、個人的雑感を交えつつざっくりとした振り返り記事をまとめておきます。
 なお、2023年[冬]2022年[夏]についてのまとめはそれぞれのリンクで。

※特に記載がない場合は、ワンダーフェスティバル実行委員会のデータ

入場者数、ディーラー数

 今回の来場者数は34377人。前回は約35000人だったので、ほぼ横ばいです。例年、冬よりも夏のほうが入場者は少なくなる傾向にあることを考えるとまあまあといえるかと。しかも今年は気温がシャレにならず、外出を控えたくなる状態だったことを考えると、なおさらに。ただ、過去最大来場者数を記録したのは2016年冬の56051人、コロナ前の20年冬は48888人だったので、それから考えると今後もう少し伸びてほしいところでもあります。
 会場を歩いていて変わったというか、元に戻ったなぁと思ったのは、海外の参加者の多さ。中国や韓国といったアジア系だけではなく、欧米圏の人もかなり多くなっていました。中国系のディーラーも増えて、かなり長い行列ができるところもあったというのも印象的でした。なお、入場者オンラインアンケートの結果だと、海外から来た人は1%でしたが、これは日本語のみのアンケートだったので、実際の比率はもっと高くなっていたと思われます。

 参加ディーラー数は1901。前回は1694だったので着実に増加しています。コロナ前は4~8ホールをフルに使って2000程度でした。コロナ後はソーシャルディスタンス確保のために通路を広くとるなどして物理的なディーラー数を絞っていたのですが、こちらはほぼ以前の状態に戻ってきたと言えそうです。
 なお、次回はディーラースペースとメーカースペースのホールの入れ替えがあることが発表されています。これまでメーカーが1~3、ディーラーが4~8でしたが、次回はディーラーが1~6,メーカーが7~8とディーラースペースが1ホール増えているのです。そのため、ディーラー数も増えると思われます。

当日版権申請総数

 続いては、当日版権申請総数の推移を見ていきます。

2023年夏ワンフェス
予備申請総数5142
本申請総数4155
本申請許諾数3971

       これが、23年夏のデータ。なお、当日版権を申請したディーラーは1197でした。

 なお前回、2023年冬は

2023年冬ワンフェス
予備申請総数4396
本申請総数3692
本申請許諾数3565

 基本的にほぼディーラー数の増加に比例した数字になっています。

作品別当日版権申請数

 23年夏の当日版権、作品別のリストは以下の通り。

作品名予備申請数本申請許諾数
1ウルトラマン(シリーズ合計)248202
2ウマ娘 プリティーダービー(シリーズ合計)244192
3Fate(シリーズ合計)225182
4ブルーアーカイブ220159
5ゴジラ(シリーズ合計)144127
6アリス・ギア・アイギス111105
7ホロライブ12689
8艦隊これくしょん(ブラウザゲーム版)10182
9アズールレーン8778
10原神9672
11ガールズ&パンツァー(シリーズ合計)7765
12装甲騎兵ボトムズ(シリーズ合計)6863
13THE IDOLM@STER(シリーズ合計)6857
14ELDEN RING5746
15マクロス(シリーズ合計)5843
16メイドインアビス(シリーズ合計)5043
17パトレイバー(シリーズ合計)4339
17アーマード・コア(シリーズ合計)4339
19プリキュア(シリーズ合計)4538
20東方Project(シリーズ合計)4437

 『ウルトラマン』シリーズが1位で、『ウマ娘』『Fate』シリーズがそれに続くというのは前回同様。
 今回はそこに『ブルーアーカイブ』が続いてトップグループを形成する状態になっています。前回は13位(予備申請数/本申請許諾数は76/48)だったので、なんと3倍の伸び! 『ブルーアーカイブ』がゲームとしてもフィギュアのモチーフとしても人気が高まっているとは感じていたのですが、ここまで増えているとは驚きでした。他にもワンフェスではグッドスマイルカンパニー&マックスファクトリーのワンホビで『ブルアカ』声優さんが参加するステージがあったり、コミケのグッスマブース展示の半分が『ブルアカ』(残り半分は低価格フィギュアのPOP UP PARADE!)だったり、PVC製フィギュアでも注目度は上昇中。コミケ会場でも同人誌を出しているサークルの数や行列もすごいことになっていましたし。今回のワンフェス会場では『ウマ娘』『Fate』シリーズに加えて、『ブルーアーカイブ』の当日版権フィギュアの写真を撮ってきているので、それはまた別記事(『ウマ娘』『Fate』『ブルーアーカイブ』)で。
 今回久々に当日版権が許諾された『ガールズ&パンツァー』は11位だったというのも注目ポイントのひとつ。その他の作品では『ホロライブ』『原神』あたりも着実に数が増えています。

当日版権申請ディーラー数

 当日版権申請をディーラー単位でまとめたのがこちらのデータ。なお。これは公式サイトのディーラー検索を使いホビーマニアックス独自集計でまとめたものです。

作品名ディーラー数
Fate(シリーズ合計)101
ブルーアーカイブ96
ウマ娘 プリティーダービー(シリーズ合計)95
ウルトラマン(シリーズ合計)78
ゴジラ51
アズールレーン46
アリス・ギア・アイギス44
艦隊これくしょん -艦これ-38
ホロライブ36
原神36
THE IDOLM@STER(シリーズ合計)32
メイドインアビス(シリーズ合計)27
ガールズ&パンツァー(シリーズ合計)27

 ディーラー数だと、『Fate』シリーズが1位になり、以下『ブルーアーカイブ』『ウマ娘』『ウルトラマン』シリーズの順。前回との比較ではやはり『ブルーアーカイブ』の躍進が目に付きます。前回の8番手からなんと2番手になっているのです! なお、ワンフェス公式ウェブ公開当初『ウマ娘』は99ディーラーあり『ブルアカ』より多かったのですが、最終的な数字では4ディーラー減っていたためこの順番になりました。
 今回は『ブルーアーカイブ』が一番目立っていたというのが会場での雑談の中で共通して出ていた感想。他の作品はある意味ワンフェス会場では見慣れた光景になっていたところに、新しいラインのキャラクターが数多く並んでいたというインパクトゆえのことかと思われます。

24年冬は?

 2024年冬ワンフェスは2月11日開催。10月下旬の記事執筆時点では当日版権の本申請まで終了しています。
 現時点でトレンドとして新たに何か新しい作品が盛り上がっているような様子はないので、当日版権の大まかな傾向としてはそう大きな変化はなさそうですが、さあ実際にどうなっているか?
 一方、さまざまなリアルイベントがコロナの影響でその状況が大きく変化していくなか、今後ワンフェスはどうなっていくのか、今後も注目していきたいところです。

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